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介護のイメージを一新させるブログです🎶

【実践】現役生活相談員の”介護脱毛”医療レーザー

排泄介護に取り組む現役介護福祉士さん

「便失禁の処理、お風呂ならシャワーで流せるけど、トイレだとむずい…。陰毛がなかったらずいぶんラクなのになあ。」

 

こんなお悩みにお答えします。

 

✔︎本記事の内容(オススメの広告を掲載しているので参考にしてください)

 

この記事を書いている僕は

 

陰毛に便が絡まると、きれいにできないんですよね。

失禁してすぐだとしても、ウオッシュレットや

おしりふきでも綺麗に取りきれない。

 

自宅で失禁して、乾燥してカピカピになっていることもしばしば。

 

入浴介助時にお湯でシャワーができると一番良い✨

 

でもそういうわけにはなかなか行きません。

 

みっともない話、僕自身も困っていました。

 

下痢の時とか、お尻とパンツが汚れちゃうんですよね。

 

今回は『現役介護福祉士が考える、便失禁と介護脱毛』

について考えていきます💡

 

 

実践:僕は介護脱毛に取り組んで2年になります。

介護脱毛は必要だと思ったキッカケ

毎日のセルフケア

 

医療が今どき、介護脱毛なら!メディカルエピレーションクリニック 無料カウンセリング:介護福祉士の僕が実践中の介護脱毛

 

 

 

【解決】ハラスメントに苦しむ新人介護士とラインオーバー

新人介護士「ハラスメントばかり。こんな介護施設で働いていける気がしない…。どうしたらいいんだろう。。。」

 

こんな悩みにお答えします。

 

✔️本記事の内容

 

 

介護現場でのラインオーバー

ラインオーバーとは

あなたの心の境界線(ライン)を越えてくる(オーバー)人のことを言います。

 

例えばこんな人。

  • 「そんなんちょっと考えたらわかるやん!」
  • 「どういうつもりなん?」
  • 「頭使おか」

 

言われていることは間違っていない場合が多いです。

  • 認知症の方に、後ろから声をかけて怒らせてしまった。
  • トイレですぐにパンツを下ろしてしまったので、尿がズボンにかかってしまった。
  • お風呂の湯温が熱すぎた。

こういったミスに対して怒られる場合、

「利用者を守るために言っている」側面もあります。

 

だからあなたのように優しい人は

「言われても仕方ないこと…」

と自分ばかりを責めてしまいがち。

 

 

自分がどう感じたかが最重要

ラインオーバーされていることに無自覚な人がほとんどです。

  • 怒ってきた人(先輩や上司、同僚)は間違ってはいない。
  • 自分がやってしまったミスだ。
  • 利用者の◯◯さんに申し訳ない。

こう考えるのは、至極まっとうなこと。

 

ですが、怒られ方には「モヤモヤ」が残りませんか?

感じた時点で「ラインオーバー」されています。

 

デイサービス主任の僕の場合

あなたのミスに対して僕ならこう対応します。

認知症の方に、後ろから声をかけて怒らせてしまった。

 

まず、スタッフに対して

  • 微笑みながら「大丈夫?」とアイコンタクト。
  • 小さいジェスチャーで「ちょっと交代するね」と無言で伝える。

 

次に利用者◯◯さんに対して

「◯◯さん、びっくりしましたね。大丈夫。トイレが今から混みそうだから、今のうちにどうかな〜と思って。大丈夫ですか、ありがとうございます。ごめんね💦」

 

ゆるくて柔らかい雰囲気を作って、落ち着いてもらいます。

 

最後にスタッフに対して

「大丈夫、びっくりしただけだから。気にせんでね。

 

 認知症があると、あなたが誰かわからなかったり、僕のことだって忘れちゃう。知らない人に声かけられたらびっくりするのと同じかな😄

 

廊下の向こうから僕があなたに向かって歩いてたら、

『あ。あずさんや。』

って気付けるやん?

 

今度からは、◯◯さんや他の人にもそうやって近づいて声かけてみて。きっと大丈夫やから。あかんかった時はまた手伝うから✨」

 

 

とサポートします。

 

 

トイレですぐにパンツを下ろしてしまったので、尿がズボンにかかってしまった。

 

お風呂の湯温が熱すぎた。

 

ハラスメントを受けやすい人の特徴3選

積極的にコミュニケーションを取らない

  • なんとなくあの人の雰囲気が苦手
  • 話題もないし、どうしたらいいかわからない
  • 口がどもってしまう

僕も学生時代はこんな感じ。

女友達が「おはよ!」って挨拶してくれても

「う、うん」としか返せませんでした。

 

こういう人がなぜハラスメントを受けやすいのか。

それは、

  • 相手もあなたのことがわからないから
  • 仕事の連携も取りにくく、ストレスがたまるから
  • 次の業務もあるのに1回で聞き取れないと効率が悪くなるから

 

あなたと同様に、相手にもストレスはあります。

 

あなたも利用者さんに対してストレスを感じることはありませんか?

  • 「ああもう、早く座ってくれないから尿がズボンに。」
  • 「声がこもっていて何言ってるかわからない。」
  • 「またトイレ?さっき行ったやん。」

 

相手のことを考えると、不思議と「怒られたストレス」は和らぎます。

次第に相手に合わせてコミュニケーションが取れるようになるのでオススメです。

 

僕の場合は「相手の立場になって考えてみる」ことで

ハラスメント系上司ともうまくやれるようになりました。

 

正直、癪に思うことはありますけどね。

 

失敗と責任を恐れている

「自分は新人だから、立場もないから、苦手だから。」

 

こんな風に思ってしまいますよね。

 

誰だって怒られたくないし、迷惑もかけたくない。

 

だけどそれはみんな一緒。

 

誰もが

  • 初めは新人
  • 怒られたくない
  • ミスをして迷惑かけたくない

 

これを完璧に避ける方法は1つだけ。

そう。仕事をしない。

 

みんなもそうしたいはずです。

でも生活のためにお金が必要。

 

ともなれば、みんなでフォローし合っていくしかないんです。

だけども、メンバーのうち1人でも楽な道を選んでいたら。

 

「利用者さん怒らせるからできません。」

「大きい車は怖いから運転できません。」

そうやって失敗回避、責任回避する人がいたら。

 

「私たちは頑張ってるのに、なんであなたは…!」

ってなってしまいます。

 

 

無意識に自分が正しいと思いがち

キツく当たられることは確かに辛いです。

 

僕が今までに受けたハラスメントは

  • できへんのやったら、どっかいけ!クソガキ!
  • あんたに何がわかる!!
  • 目噛んで死ね!
  • 苦労したことないから、いいご身分やな。
  • 好きなようにしたらいいんとちゃいます?

などなど。

 

こういった経験をすると、防衛本能が出るのも無理はなく。

 

「だって上司に言われたし。」

「無理に運転してぶつけたらあかんし。」

「怒る方が悪い。」

 

などの言い訳を正当化しようとしてしまいます。

 

今はこれを自覚できるようになりました。

自覚できると、相手の意図を読み取れるようになります。

 

相手の意図を汲み取ろうともしないうちは、

全てが悪循環だったので要注意です。

 

今すぐとるべき対策

コミュニケーションの見つめ直し

何が嫌で、何が楽しいかを振り返る

相談することで心を立て直す

まとめ

 

【プロ介護福祉士】シーン別:排便介助の手順&タブー

介護経験3年以下の人

「排便介助ってこれでいいのかな?」

「利用者さんは安心できてるのかな?」

 

こういった疑問に答えます。

 

 

本記事の内容

 

この記事を書いている僕は

介護職12年のデイサービスセンター主任。

高齢者ケア研究会の理事でもあります。

社会福祉士介護福祉士

 

そんな僕が2023年版として

解説します。

 

 

排便介助の基本ステップ(新人向け)

 

状態の確認

①本人、周囲が気づいているかどうか

②本人は体調が悪そうかどう

③別室やトイレで、パンツ内をチェック

 

準備

①処理場所を決める

②使うものを準備

 

処理手順

①汚れが広がらないように脱がせる

・本人の手はてすりなどに掴まってもらう

 

②汚れた衣類や紙パンツは新聞の上に

・本人の視野に入らない場所に置く

 

③便を拭う

・陰部→肛門部の順番で洗う

 

④体温に近いお湯で洗い流す

 

⑤衣類の処理

・紙パンツ、テープオムツ、尿取りパットは

 新聞紙に包んで捨てる。(消臭効果あり)

 

・便はトイレで流せるとよい。

 異臭抑制のため。

 ゴミ捨て担当スタッフや収集車スタッフのため。

 

・衣類の汚れを湯水で流す

・色が沈着している白い下着

 →塩素系漂白剤で消毒、漂白

 

・ピンクやベージュの下着や

 ズボン、上に着る服

 →酸素系漂白剤で消毒(色落ちしない)

 

⑥報告・記録

・スタッフに報告し共有します。

 本人の体調把握のためです。

 

・申し送りノートや連絡帳に記録します。

 家族が本人の体調を把握するためです。

 

・本人が連絡帳を見る場合

 ①書き方を工夫する(別記事「連絡帳のコメントの書き方」参照)。

 ②電話で家族に報告。

 ③送迎時に家族に報告。

 

 

【シーン別】処理方法とプライバシーの配慮方法

 

デイルーム

(処理方法)

①トイレか脱衣所に移動します

 

(プライバシー配慮方法)

①匂いに気づく。

 

②周囲に気づいている人がいるか確認。

 

③周囲の人の関心が向かないように、移動。

 

④「◯◯さん、ちょっとこれ助けてくれませんか。」

 と全然関係のない話をしながら移動。

 

⑤「おなかの調子に気付けなくてすみません。」

 「少し、お手伝いさせてください。」

 と優しくゆったりとお願いする。

 

⑥介助中は

 「朝からしんどかったですか?」

 「最近、足腰の調子はどうですか?」

 などの話で気を紛らわせる。

 

トイレ

(処理方法)

(プライバシー配慮方法)

入浴

(処理方法)

(プライバシー配慮方法)

 

ベッド

(処理方法)

①体調確認

 

②ズボン、下着の隙間から状態確認

 

③汚れていない衣類を脱がす

 

④体を左右どちらかに寝返りを打たせ、

 新聞と大きいパットを腰の下に敷く。

 

⑤ウエス等で汚れを拭い、陰部洗浄ボトルで洗う。

 

⑥汚物は新聞紙に包んで防臭。

 周囲の人に見えないようにビニール袋に入れて処理。

 ※紙袋が望ましい。

 

(プライバシー配慮方法)

  • パーテーションで一目を遮る。
  • 臭いが外に流れるように喚起。
  • 周囲の人に準備物を見られないように隠す。
  • 手が空いてるスタッフが、周囲の意識を逸らす。

 

【タブー】やってはいけない排便介助5選

 

①他の利用者の視線が集まっている。

スタッフのいつもと違う動きに、周囲の視線は集まります。

介助中はどの利用者のことかわからなくても、

介助後に

「あ、◯◯さんや。きっと便とってんで。」

と言われてしまいます。

これでは◯◯さんの尊厳を傷つけてしまいます。

 

手の空いているスタッフが

周囲の利用者の意識を逸らす工夫が必要です。

 

②スタッフが連携する際、言葉が利用者にも伝わっている。

デイサービスのような集団生活の環境では

他の利用者に聞こえないように配慮しましょう。

 

たとえば

「陰洗ボトルと新聞もってきて!」

「パットとリハパン(リハビリパンツ)は!?」

といった感じです。

 

入社間もない頃、

先輩たちはこんな感じでした。

 

今では考えられないことで、

虐待防止研修やヒヤリハットの1事例として扱っています。

 

③介助を受けている人が、恥ずかしく辛い気持ちになる言葉づかい。

介助を受けている本人の気持ちを考えましょう。

そのためには「お手伝いさせてください。」という

気持ちが重要です。

 

ベテラン介護士には

「世話してやってる感」を出す人、多いです。

 

気をつけてほしい例として

「あ〜下痢やなあ、シャツまで汚れてるわ。」

「うわ!またか〜。」

 

あなたがもし、腹痛で倒れたとします。

救急隊の人にこんなことを言われたらどうでしょうか。

 

④スタッフが慌ただしくしている。

早急に排便処理しないといけないのですが、

バタバタ動くと周囲の視線を集めることになります。

 

周囲ではこんな状況になると想定されます。

・「スタッフさん、大変そう。

 あ、◯◯さんに何かあったな。

 新聞とパット持ってたっていうことは…」

 

・「うわ、急に走って通るからびっくりした。

 こけるかと思った、怖かった〜。」

 

・「痛っ!あっち見とったらハサミで切ってしもた。」

 

命の危険があるほどの緊急性ならともかく

「排泄」は誰もが毎日行うものです。

 

食事、運動、睡眠、排泄。

当たり前のことなので

自然体で介助を行いましょう。

 

⑤連絡帳に排便があったことをそのまま書く。

「14時にパット内にて軟便中量ありました。

 ズボンに少量の付着があったので、

 予備に履き替えています」

 

といったコメントを記入することがあると思います。

 

利用者本人が連絡帳を見ない場合は

これで大丈夫です。

 

ご家族が排便状況を把握し、

夕食やお薬の調整ができるので。

 

 

ただし

本人が見る場合は、こんな記入はNGです。

 

「恥ずかしいことをしてしまった」

と自信喪失につながります。

 

こういった場合には

「お腹がすっきりしないようですね。

 お大事になさってください。」

などがオススメです。

 

本人の自尊心を守ることができ、

ご家族にもやんわり気にしてもらうことができます。

 

 

 

【嫌な人】職場の空気を悪くする人を変える方法

 

『カン!コロコロコロ』

 

会議テーブルに叩きつけられる、

僕のお気に入りのボールペン。

 

「仕事がんばってね」

恋人からのそんな愛情が込められて

プレゼントしてもらったのに。

 

僕のボールペンを叩きつけたのは

元上司、現部下である加藤さん。

 

 

ミーティング中にみんなに説明したいことがあった加藤さん。

僕はボールペンと裏紙を渡した。

 

熱心に説明してくれるのはいい。

だけど

人から借りたものを

そんな風に扱うなんて…。

 

「このクソ加藤。」

内心そう思っても言えない僕。

 

 

僕は知ってる。

 

人を変えることはできない。

 

特に、こういった加藤さんのような

『しぐさ』に含まれるものは特に変えられない。

 

普段から物を投げたり蹴ったりする人なんだから

貸した僕が悪い。

 

 

さて、この加藤さん。

上司だった頃から「瞬間湯沸かし器」として有名。

 

すぐに怒る。

疲れるとすぐに機嫌が悪くなる。

優しい時もあるけれど

とにかく口が悪く、鬼の表情。

 

 

定年で嘱託職員として働いている現在、

60歳もなかばとなり、かなり丸くなっている。

 

 

それでも2年前まではしょっちゅうキレていました。

 

 

そんな彼に、納得いかないことは多々あったけれど

僕はあることを徹底していました。

 

 

それが「加藤さんを変える方法」です。

 

 

僕が1年かけて取り続けたその方法は

①笑顔

②優しくする

 

ひたすらこれをやり続けました。

 

これ、人によっては

「媚びている」

なんて言う人もいます。

 

そう言う人が取る行動というのは

「正面からはっきり言う」

が多い。

 

それって「衝突」してしんどくなるだけ。

お互いに不快感が生まれるんですよ。

 

僕はそれがゴキブリ並みに大嫌い。

 

 

 

だから僕はこう考えます。

 

  • 加藤さんも、きっと穏やかでいたいはず。
  • 加藤さんにとって、僕は安心できる相手ではない。
  • 加藤さんは「元課長」という立場で張り詰めている。

 

こう推測します。

本人は自覚はなくても、

潜在的にこう感じているはず。

 

 

なので僕は1年かけてこんな行動を。

 

  • 対面で話す時は笑顔。
  • 誰かと加藤さんが話していたら、その時も笑顔。
  • 加藤さんがしんどいと感じる仕事はこまめにサポート。
  • こまめに仕事の相談をすることで、「僕が責任者」「加藤さんは相談相手」の関係をつくり、肩の荷を下ろさせる。

 

正直、1年かかりませんでした。

半年ほどで、他の職員からも

「加藤さん、丸くなったよね笑」

「じぃじよね、もう😊」

と言われるほどに✨

 

 

当初はサポートしている時も

どこかピリついた雰囲気の加藤さん。

 

徐々に「よし、ありがとう〜」

と柔らかい言葉で感謝の気持ちを伝えてくれるまでに。

 

加藤さんが僕に指示をするときは

「これ、ちゃんとやっといて!」

と厳しい口調で、表情も険しかったのに

 

今では

「これ、こんな感じでええかな?」

と自ら仕事を引き受けてくれるほどに…

むしろ相談までかけてくれる…

 

(今書いていて、涙が出そうです笑)

 

 

 

僕は仕事ができる方じゃありません。

 

むしろ大きなミスをやらかし、

上司が菓子折りもって相手に謝罪してくれたり、

本部に呼び出されたり、

顛末書を何枚も書いたり…。

 

ベテランなのに問題児です。

 

 

そんな僕ができることは

『職場の空気を調和させること』

 

 

その経験をこれからも書いていきますね♪

【嫌な人】職場の空気を悪くする人を変える方法

 

『カン!コロコロコロ』

 

会議テーブルに叩きつけられる、

僕のお気に入りのボールペン。

 

「仕事がんばってね」

恋人からのそんな愛情が込められて

プレゼントしてもらったのに。

 

僕のボールペンを叩きつけたのは

元上司、現部下である加藤さん。

 

 

ミーティング中にみんなに説明したいことがあった加藤さん。

僕はボールペンと裏紙を渡した。

 

熱心に説明してくれるのはいい。

だけど

人から借りたものを

そんな風に扱うなんて…。

 

「このクソ加藤。」

内心そう思っても言えない僕。

 

 

僕は知ってる。

 

人を変えることはできない。

 

特に、こういった加藤さんのような

『しぐさ』に含まれるものは特に変えられない。

 

普段から物を投げたり蹴ったりする人なんだから

貸した僕が悪い。

 

 

さて、この加藤さん。

上司だった頃から「瞬間湯沸かし器」として有名。

 

すぐに怒る。

疲れるとすぐに機嫌が悪くなる。

優しい時もあるけれど

とにかく口が悪く、鬼の表情。

 

 

定年で嘱託職員として働いている現在、

60歳もなかばとなり、かなり丸くなっている。

 

 

それでも2年前まではしょっちゅうキレていました。

 

 

そんな彼に、納得いかないことは多々あったけれど

僕はあることを徹底していました。

 

 

それが「加藤さんを変える方法」です。

 

 

僕が1年かけて取り続けたその方法は

①笑顔

②優しくする

 

ひたすらこれをやり続けました。

 

これ、人によっては

「媚びている」

なんて言う人もいます。

 

そう言う人が取る行動というのは

「正面からはっきり言う」

が多い。

 

それって「衝突」してしんどくなるだけ。

お互いに不快感が生まれるんですよ。

 

僕はそれがゴキブリ並みに大嫌い。

 

 

 

だから僕はこう考えます。

 

  • 加藤さんも、きっと穏やかでいたいはず。
  • 加藤さんにとって、僕は安心できる相手ではない。
  • 加藤さんは「元課長」という立場で張り詰めている。

 

こう推測します。

本人は自覚はなくても、

潜在的にこう感じているはず。

 

 

なので僕は1年かけてこんな行動を。

 

  • 対面で話す時は笑顔。
  • 誰かと加藤さんが話していたら、その時も笑顔。
  • 加藤さんがしんどいと感じる仕事はこまめにサポート。
  • こまめに仕事の相談をすることで、「僕が責任者」「加藤さんは相談相手」の関係をつくり、肩の荷を下ろさせる。

 

正直、1年かかりませんでした。

半年ほどで、他の職員からも

「加藤さん、丸くなったよね笑」

「じぃじよね、もう😊」

と言われるほどに✨

 

 

当初はサポートしている時も

どこかピリついた雰囲気の加藤さん。

 

徐々に「よし、ありがとう〜」

と柔らかい言葉で感謝の気持ちを伝えてくれるまでに。

 

加藤さんが僕に指示をするときは

「これ、ちゃんとやっといて!」

と厳しい口調で、表情も険しかったのに

 

今では

「これ、こんな感じでええかな?」

と自ら仕事を引き受けてくれるほどに…

むしろ相談までかけてくれる…

 

(今書いていて、涙が出そうです笑)

 

 

 

僕は仕事ができる方じゃありません。

 

むしろ大きなミスをやらかし、

上司が菓子折りもって相手に謝罪してくれたり、

本部に呼び出されたり、

顛末書を何枚も書いたり…。

 

ベテランなのに問題児です。

 

 

そんな僕ができることは

『職場の空気を調和させること』

 

 

その経験をこれからも書いていきますね♪

【ハラスメントがはびこる職場】ー介護の仕事は本当にストレスの巣窟なのかー

 

「所長。ちょっとだけ時間いいですか?」

 

仕事を終えて更衣室に向かう所長を呼び止める。

 

「言いにくいことではあるんですが、

 職員のみんなへの言葉、もう少し優しくしてもらえたら。

 みんなけっこうキツく感じてしまってるんですよ。」

 

当時の女性所長は看護師でもありました。

ベテランで熱血。

 

対応の難しい利用者さんにこそ関わりたい人。

知識もスキルもある一方で、

 

「目噛んで死ね!」

「そんなんさせてどないすんねん、あほ!」

「もっとはよ出勤して引き継ぎノートもしっかり読んどけ!」

 

こういう言い方をしてしまう人でした。

 

僕にとっては尊敬している部分もありました。

新人だった頃に、もちろん罵声も浴びていましたが、

「もっと自分を売り込んでいきよ!」

と背中をどんと押してくれたこともありました。

 

当時の僕にとっては

学生気分から抜け出して

責任ある立場の自覚を持つ、

大切なシーンでした。

 

「口が悪いのは僕はよく知ってる…悪い人じゃないことも知ってる。

 けどみんなが同じように感じるかは…」

 

これが僕の大きな悩みでした。

あなたの職場にも、

こういう口の悪い人、1人はいると思うんですが

どうですか?

 

「1人どころかいっぱいいるよ😂」

なんて言葉が聞こえてきます笑

 

 

勇気を出して、冒頭のセリフを伝えたわけですが

返ってきた言葉は

 

「あかんあかん、これは死んでも治らんから!」

これで一蹴。

 

 

ベテランや本部は

「ああいう人やからなあ」

と受容できるんですが、

付き合いの短い職員には

そんな感覚を持つことは不可能で。

 

 

みるみるうちに不満は募り

それをどうにかしろと、僕に集まってくるわけです。

 

 

それに追われているうちに

日中業務は現場に出っぱなし。

 

本当は午後は事務仕事もしないといけないんですが

事務所に入ろうもんなら

怒りの矢は僕に飛んできます。

 

 

となると、事務仕事はすべて定時以降に✨

えらいことですよ、ほんと。

 

 

みんなが帰っていく中、僕の仕事が始まります。

職場を出るのが22時なんてことはザラでした。

 

こんな生活が7年続きました。

 

 

今となっては

 

  • 30分前出勤
  • 午前中にはメイン業務を終え
  • 昼休みは車でゆったりと
  • 定時きっかりで全員退勤
  • 職員全員の仲も良く
  • 給料も過去最高

 

よくあんな日々を7年も送っていたな、と感じます。

 

その前の事務職時代も含めると、8年ですね。

休日返上で日曜日も仕事をしていました😭

 

 

転職、退職しようと何度も考えはしましたが

本気で考えることのできない日々。

 

 

オフの時間まで仕事しているのですから

考える時間を自分で奪っていました。

 

 

今だからこそ考えられるので

転職、退職しなかった、できなかった理由は

 

  • 相談しようと思う相手がいなかった
  • 業務ミスで迷惑かけているから
  • どこの職場も同じ、ここはまだマシ
  • 休日の数、給料が他よりは良い

 

これが大きな理由でした。

 

「自分がレベルアップしないと、

 どこに行っても同じやぞ!!」

 

そう言い聞かせて、

仕事術やコミュニケーション術の勉強を

どれだけしたことか。。。

 

成果が出るどころか、

能力の低い自分をさらに傷つける日々でした。

 

 

上司によるハラスメントが

現場の介護員同士のハラスメントに蔓延…。

 

さらには利用者様にも影響がでていました。

 

 

正直、よくある話ですよね💦

「社会とは、働くとはこういうもん!」

「そんなことでへこたれていると仕事になんないよ!」

 

そう言われながらみんな我慢して頑張ってるんじゃないでしょうか?

 

 

でも、今の僕は声を大にして言いたい。

 

「そんなわけない、介護福祉の仕事がそんなんでは

 他の仕事の未来もない!」

 

「穏やかで優しい職場は必ず作れる!」

 

 

あなたも優しい仕事だと期待しているはず。

ハラスメントをするあの人たちも

本当は穏やかな日々を送りたいはず。

 

みんな、心の中には同じ想い。

 

ここまで読んでくれているあなたはきっと

優しい世界を諦めていないはずですよね。

 

本当に優しい気持ちがあって、

理想の介護の未来を持っている。

 

脳死で考えることをやめて

「介護が作業」になってしまったらおしまいです。

 

モヤモヤが少しでも残っているから、

こうやって読んでくれている。

それだけでも、

優しい世界づくりへの大切な一歩なんです。

めちゃくちゃ素晴らしい一歩なんです。

 

 

これから、さらに介護の時代がやってきます。

AI化、IT化が進む中、「優しさ・穏やかさ・ぬくもり」

は最重要事項となってきます。

 

スマホ、コロナの登場で世界の常識が変わったように

介護の常識も変えることができます。

 

そんな介護の可能性に気づき、

一歩行動に移しているあなたは、

これからの介護業界の先陣を切っていく立場なんです。

 

あなたの判断、行動は間違っていません。

あなたの価値観、譲れないものに自信をもち、

その通りにまっすぐ進めば必ず変化が起きます。

 

 

それでも、まだ数歩進んだだけのあなたは

今も苦しんでいます。

あの頃の僕と同じように。

 

他のみんなも同じです。

あなたの同僚も、

隣の介護施設も、病院で働く人たちも。

 

うまくいっていません。

 

 

それはなんでか。

 

 

「1人で悩んでいるから」です。

「視野を狭いままにしているから」です。

 

 

同じ悩みを抱える人はたくさんいます。

ですがみんな、

角が立たないように、

波風立てないように、

顔色を伺って仕事をしています。

 

 

日本人の悪い特徴ですね。

 

協調性が裏目にでてしまっています。

 

 

 

転職、退職って

悪い噂にも変化するし、

裏切りのように言われてしまうことがあります。

 

日々のハラスメントやミス続きで

自己肯定感は超低め。

 

「自分なんて他じゃ働けない」

そんな気持ちも湧いてくるし、

 

なんならそれを人に言われることもありますよね。

 

 

別にどう生きようが自由なのに、

人間関係が重い鎖となっている。。。

 

特にハラスメントが蔓延している職場だと

このマイナス意識が強くなります。

 

 

 

だから、『目を外に向ける』んです。

『外の人と話す』べきなんです。

 

 

介護業界の人は特に、

その職場から出ようとしない。

 

自分の領域、相手の領域と考えて

他の職場を見学しようとしないし、

見学に来たお客さまにも素敵な対応ができない。

 

カフェやホテル、旅館のような笑顔で

迎え入れること、ないですよね?

 

 

心の余裕を作れば、人間関係もハラスメントも

うまく調和するコントロールができるようになります。

 

調和された職場になれば、その先は楽しい職場生活になります。

 

 

その心の余裕を作るためには

快適さが必要です。

 

 

快適さとは、物理的に落ち着く環境です。

 

 

自分のものがごちゃごちゃしていなくて

無責任に自由でリラックスできる状態。

 

 

7年同じ職場にいた僕。

自分が責任もって管理するものが多すぎました。

 

書類、データ、物品はもちろん、

センターに関わる情報を持ってる、

「僕に聞けばわかる」状態でした。

 

同僚、部下、上司、利用者との人間関係も

管理するものの一つです。

 

抱えるものが多くなりすぎていました。

 

完全にキャパオーバーです。

 

 

 

なので僕は

滅多にしない「相談」に踏み切りました。

 

職場の人には相談しにくい。

家族にも弱みが見せられなくて。

付き合いのある友人は1人しかいない。

 

だんだん

「誰でもいいや、相談するだけならタダ」

そう思って転職サイトに登録して

介護転職エージェントの人に相談していました。

 

行きつけの美容師さんや、

用事のあった不動産屋さんにも相談していました笑

 

 

デリケートな話なだけに

そういう人の方が相談しやすかったんですよね。

 

 

もちろん、転職エージェントに相談したからといって

必ず転職する必要はなく。

 

転職する気もありませんでした。

 

最小にして最大の目的は

「僕の話をとりあえず聞いてくれ」

だったので。

 

あつかまし人間性が出てますね笑

 

でもでもそうでしょ?

 

デイサービスの利用者や家族から相談があったら、

話聞くでしょ?

 

必要ならアドバイスもするけど、

その通りに行動しなかったからと言って

怒ります?不満あります?

ないですもん。

 

 

エージェントとは言っても、

相手も人。

 

お互い名前で呼び合って話をすれば、

肩書きの垣根なく安心して話せます。

 

相手も仕事をしています。

誰かのために。

 

同じ苦労も知っているし、わかってくれる。

経験がなくても、同じ悩みがある人から

たくさん相談を受けてる仕事をされています。

 

 

相談するにはうってつけでした。

 

 

 

結局僕は「転職・退職」はしませんでした。

 

 

相談し、話を聞いてもらえたことで、

「転勤」からはじめました。

 

まずは環境を変えて、抱える責任ある荷物や人間関係を減らす。

 

そのために異動願いを出しました。

 

 

 

話す相手は誰でもいいんです。

 

職場の人や家族でもいいし、

美容師でも

エージェントでも

誰でもいい。

 

もちろん僕でも大丈夫です。

 

 

あなたが「安心して」話せる相手に話すことで

きっと今の僕みたいに

楽しい介護の仕事ができるようになるはずです😊

 

 

ゆるりとブログを始めることにしました。

 

はてなブログを始めました😊

 

あずみといいます。

 

普段はデイサービスセンターの主任として働いています。

 

 

 

過酷な仕事と言われる介護の仕事。

 

それもかれこれ12年となりベテランの領域になってしまいました。

 

就職3日目で「定年まで長いなあ…」と思っていたのが

懐かしい話です笑

 

 

 

一時期はボランティアセンター勤務もありましたが

そこでは概ね事務職。

 

デイに戻ってから感じるのは

「こっちの方が楽しいな🎶」

ですね。

 

性分に合っているようです。

 

 

これから

・介護の仕事をゆるく長く続けるコツ

・日々のストレスのケア方法

とかをつづっていければと思います🎶

 

 

いつも長続きしないタイプなので

今日はサクッとこの辺で✨

 

 

これからよろしくお願いします😊